5月31日(金) 前日リハーサル@芸文コンサートホール

前日リハーサルの日となりました。

仕事を終えて芸文に駆けつけると、すでに吹奏楽部の皆さんのリハが始まっていました。
曲を聞きたかったのですが、打ち合わせなどがあり、きちんと見ることができないまま自分たちのリハの番になりました。

舞台に乗ってまず感じたのは、パーカッションのスペースがかなり狭いこと。今まで何回か乗ったことのある舞台なのですが、こんなに狭い?というくらいみっしりです。自分の立ち位置を確認し、楽器間の移動がスムーズにできるよう、なるべくスペースを確保するようにしました。それでも圧迫感があり、大丈夫かなと思ってしまいました。

さらに不安になったのは、舞台転換時の楽器の出し入れと配置です。限られた時間内で、きちんと楽器とスティック、マレット類を配置しなくてはなりません。お手伝いさんはいないので、メンバーだけで動かします。楽器の配置図をその場でメモし、分担を決めて動かすようにしましたが、きちんと転換できるかかなり心配になりました。

また「コンサートホールはすごく響く」と散々聞かされてはいましたが、実際に音出しするとすごい響きで戸惑いました。さらに、かなり大きな音で叩かないとかき消されると指摘もあり、やはり現場でないとわからないことが多いなとつくづく思いました。

「メキシコの祭り」1楽章の中で出てくるバンダ担当の皆さんの配置も、このリハでようやく把握しました。事前に「舞台奥がぱかっと開く」と長尾先生から聞いてはいましたが、いまいち想像がつかなかったのですが、その通りに、開いた扉の奥から音がちゃんと聞こえてきます! 演奏しながらそちらが気になって見ていました。みなさん、同じ思いのようで先生から「あまり覗き込まないように」とのご指摘が。でも、こうなるなんてコンサートホールの舞台に乗るまで知りませんでしたから、見たくなるのも仕方ないことです。

このバンダ演奏の入るタイミングをしっかり合わせました。裏には指揮を見られるモニターがあり、バンダの皆さんはこのモニターに合わせて演奏します。初めの数回は、やはりタイミング合わなかったのですが、何回かやるうちに合ってきました。

全体的に時間が押しまくりで、ほとんど合わせることなく終了時間が来てしまいました。個人的には「えっ!もう終わり?」というくらいあっさりと終わってしまい、不安を残したまま芸文を後にしました。

5月26日(日)合同練習@東邦高校

今日は、最初で最後となる、現役吹奏楽部部員と合同で練習する日でした。

現役生が約60人、ALL TOHOメンバーも100人近く集まるということで、以前から「この部屋に入りきるのかな」と心配する声がありました。

やはり、合奏室に入ってくるALL TOHOメンバーと午前から練習をしていた部員、両者に戸惑いの表情が。譜面台、椅子を並べたくてもスペースがなく、ぎゅうぎゅう状態。予想はしていましたが、実際の光景を見ると圧巻です。椅子も譜面台も過去最高の数になっていました。

まずは、古野先生ご担当の曲からスタート。
初めての合同練習で、お互いに緊張していたと思います。また、いつもの練習よりも音量といいますか、音圧がすごく感じられました。やはり人数の違いでしょうか。打楽器は管楽器に負けないように、大きめに叩かないといけないかなと思いました。この曲は1時間弱、合わせました。

この曲の後は、長尾先生が指揮を振る曲を順番に合わせ、終了しました。現役の皆さんとはここでお別れでした。

練習前後に、時間の余裕がなかったこともあり、現役部員と話すことができず残念でした。
ほかのパートの皆さんはどうでしたか。交流できていたならいいのですが。
次に部員のみなさんに会えるのは前日リハと当日のみ。なんとか時間を作って、お話ししたいと思います。

今日も古野先生のご厚意により、すこし時間を延長して合奏できることになりました。
昨日も合わせた大曲を通し、他はメンバーの皆さんからの「ここやらせてください!」というリクエストから何曲か合わせて終わりました。

最後に長尾先生からお話がありました。

「昨日(25日の有松練習)から、ようやくお尻に火がついた感じが、ひしひしとしました。
準備をしていても、本番の時に数え間違いをしてしまうかもしれない。でも「しまった」と萎縮しない。特に、お客さんに失礼になるので、舞台上では変な顔をしないように。

こうして、人がつながることがうれしい。気分的に良かったではなく、音楽的に良かったと感じられるといいな、いい本番になるといいなと思っています。そのための大体の準備はできてきています。

それに関連して、舞台を手伝ってくれる人は高校生にも声かけしていて、見つかりそう。お手伝いいただくことで負担は減るかもしれないが、自分自身でもやることがたくさんあるので、宜しくお願いします」

間違えた時に無表情でいる、というのは私自身、現役時代にかなり気をつけていましたが、大人になり、そういう機会が減っている今は、つい「あっ、入れなかった!」と顔に出てしまいます。無表情で通すのは、仕事をする上でも使えるテクニックだと思いますので、ここで改めて身につけたいと思いました。

さて、長きにわたりお世話になりました東邦高校合奏室での練習が終わりました。
古野先生、現役の部員の皆さん、ご協力ありがとうございました。

合奏室は初めての場所でしたが、お借りしていた楽器やマレット類は、わたしが現役時代に使っていたものがたくさん残っていて、懐かしく伝統が脈々と続いていたことにしみじみとしました。ありがとうございました。

さて、ここから業務連絡となります。
前日と当日に関する進行および注意事項などのご案内は、ALL TOHOのWebサイト内にまとめページがあります。QRコードで飛べるようになっていますので、各自で必ずご確認ください。日々、情報が更新されていますので、こまめに見るようにお願いします。

また、芸文内は携帯電話抑止装置が導入されていますので、オフラインでも見られるようスクリーンショットを撮るなり、ページごと印刷しておく、など、確認できるような対応をお願いします。

いよいよ本番まで残りわずかとなりました。
体調管理にはくれぐれもお気をつけて、元気にお越しください
心配や不安はたくさんあると思いますが、以前、長尾先生がおっしゃっていた「心から楽しく吹けること。そこに持っていけたらいいと思っている。このバンド、きっと本番には強いはず!」を信じて、楽しく吹ける本番になりますように。

前日、当日は点呼はありませんが(笑)、時間厳守で参りましょう!

5月25日(土) 有松練習報告

いよいよALL TOHOメンバーで合奏練習するのは最後の日を迎えました。

当初の予定通り、すべての曲を順番に通す練習でした。
1部の曲と3部の曲、計10曲! わかってはいましたが、やはり、かなりの時間がかかりました。
各々、通し合奏だからこそわかる「気になるところ」が見つかったと思います。
本番に向けて気をつけていきましょう。

当初の予定では、通しの練習のみで終了予定でしたが、石川先生のご厚意により、
残りの時間で、大曲をすこし合わさることができました。それでも時間オーバーとなり、終了でした。
これで最後とは!と自分ですこし焦ってしまいました。

さて、本日をもって有松中学校での練習は最後となりました。
石川先生のお取り計らいで、いつも快適に練習できました。
本来の部活の練習の合間を縫っての日程はもとより、連休中の集中練習などで
無理をお願いすることもありましたが、いつも快く練習の場を用意してくださいました。
石川先生、有松中学校吹奏楽部の皆さん、ご協力ありがとうございました!

ここから、業務連絡です。

前日の搬入およびリハ、当日用にステージパスを配布しました。
ホルダーの数に余裕がありませんので、絶対に無くさないようにお願いします。
まだ受け取っていない、という方は早急にパートリーダーと連絡を取り、受け渡しについて打ち合わせをお願いします。パスがないと芸文には入れません。当日はもとより、前日リハにもお忘れなく!

いよいよ明日は、現役部員との合同練習です。東邦高校での練習は最終回です。きっちり合わせていきましょう!

5月18日、19日  東邦練習

いよいよ最後の集中練習日がやってきました。練習時間は、9時~19時の予定でした。

まずは1日目から。
中学生向けの課題曲だった曲から始まりました。
なかなか侮れず、丁寧に合わせることが大事です。
この後、3部の曲を。現役部員との合同演奏の曲で、2日目に古野先生の指導があるため、前もって軽く合わせました。
ここまで合わせて昼休み、となりました。

午後からは大曲を1~3楽章、すべてを合わせました。
やはりロスト、ズレがまだまだあります。自分でもまだ怪しいところがあり、恐る恐る入っているところもあります。きっちり数えましょう。

この曲では、楽章をまたいでの合奏をお願いしました。というのは、私たち打楽器は楽章によって担当する楽器が異なり移動が必要となります。楽章の間をなるべく空けないよう、素早く、でも曲の雰囲気を壊さないように動かなくてはならず、これはこれで緊張します。その動きとタイミングを掴むためです。でも、練習していても本番の舞台では感じが違いますので、ゲネプロで掴むしかありません。
楽器の配置も移動を想定し決めてありますが、芸文で並べてみないとわからないところがあります。

この日の練習が終わったのは18:30。終わってみると、やはり「あっというま」でした。でも、さすがにみなさんの顔に疲労感が漂っていました。

続きまして2日目です。
この日は、午前中にドラマーの藤岡くんが来てくれたので、3部の曲を合奏しました。
1部の曲とはガラりと違い、ノリと明るさが溢れていました。まだ、朝だったからかもしれませんが。
時間ギリギリまで合わせて、午前の練習が終わりました。

午後は、現役吹奏楽部員と合同演奏する曲を古野先生の指導で合わせました。古野先生の棒は初めて。長尾先生とは違うのは当然で、少々緊張しました。次回は、吹奏楽部員と一緒に演奏です。楽しみですね。

古野先生の指導が終わってから、1部の曲をざっと通していきました。
昨日しっかり合わせた曲でも、今日は怪しくなっています。指摘をきっちりと振り返り、おさらいして臨みましょう。

昨日からの疲れもあり、早めに終了となりましたが、それでも18時。この後、現状復帰をしました。この時も椅子を並べるとの号令に、みなさん「はい」と返事されて、テキパキ動いていました。疲れていてもこの反応、すごいなあと今回も感心しました。

2日間にわたる集中練習、大変お疲れ様でした。

余談ですが、1日目の夕方のことです。マリンバを「さあ、ここから!」と叩いたら、譜面とはまったく異なる音が出て、びっくりしました。本来、FのはずがGを叩いていたのです。鍵盤楽器あるある、なのですが、たまに鍵盤を叩きそびれて音が当たらないことや、鍵盤と鍵盤の境い目を叩いてしまうことはあります。でも今回はそういうことではなく、Gの鍵盤をFと認識して叩いたようです。初めての感覚で、クラクラしました。相当疲れていたようです。

こちらも余談ですが、パンフレットのデータを入稿いたしました。
広告を確保してくださった方、エピソードを寄せてくださった方、現役時代の定演のパンフや貴重な写真などを寄せてくださった方はもとより、参加メンバー全員のお力添えで完成まで漕ぎ着けることができました。ご協力、本当にありがとうございました。
完成まで、今しばらくお待ちください。

さて、チケットの売れ行きが芳しくないとのお知らせがありました。
ぜひもう一踏ん張り、一枚でも多く売れるようお願いします

次の練習は5月25日(土)、有松中学校になります。全曲通しの練習となります。
集中していきましょう!