コンポーザーズアーカイブが考えること
最近「アーカイブ」という言葉、よく耳にするようになりました。書庫・収蔵庫などの意味があります。
作曲家たち(特にクラッシック系)の書棚には、初演だけされ(初演もされずに??)そのまま眠っている音楽作品がたくさんあります。自分の全ての能力と
かけられるだけの時間をかけてやっとの思いで創り上げた作品も、一度初演されたら再演の機会はなかなか無いものです。ましてや出版などはほんのごく一部の
作品だけしか取り上げられません。しかも初版が無くなれば絶版・休版という運命をたどることがほとんどのようです。それがどんなに優れた作品であっても、
売れ続けて収益が見込めなければそれで終わりになってしまう事が大変多いのです。
一方で、その作品を演奏したい方も少なからずいらっしゃいます。演奏したいのに楽譜を手に入れる事が出来ないと、既に持っている人から借りて気軽に(本
当は気が重い方々がほとんどとは思いますが…)全部コピーしてしまう場合が多いです。やむを得ない事情であるもののやはり違法コピーの蔓延です。「手に入
るのだったらちゃんと購入するけど、無いんだからしょうがないじゃないか」という声も良く聞きます。
残念ながら、利用者の音楽著作権尊守の気持ちとは裏腹に供給側の対応に不十分な面があることも否めないようです。
豊かでしかも貴重な文化遺産となりうる音楽作品も、大量生産・大量消費されていく音楽の渦に紛れていつしか忘れ去られてしまうような気がして残念でなり
ません。
コンポーザーズアーカイブ
は作曲家の書庫で眠っている優れた作品を呼び覚まそう、もっと世の中に広めよう、きちんと後世に残そう、誰もが利用したいときに利用できる状況を作ろう、
といった意味をこめて2000年の始めに名付けられ、2003年1月に有限会社として設立されました。
従来の楽譜出版との違い
◆作曲家サイドからの情報発信・楽譜出版販売です。
- コンポーザーズアーカイブのスタッフは全員が作曲家をはじめ各方面で活躍する音楽の専門家です。
- 楽譜の出版だけでなく、音楽の企画・制作(作曲・編曲)も得意分野です。
- 特に現代音楽や教育音楽などの分野、また吹奏楽やマーチングなどのジャンルが得意ですが、クラッシック音楽と呼ばれ
ているものはすべて扱います。
◆全ての作品がオンデマンド出版(受注生産)です。
- 楽譜はデジタルデータ保管されています。
- 基本的に絶版・休版はありません。
- 従来の大量生産方式では見放されていた作品も扱うことが出来ます。
- ご注文をお受けしてから印刷・簡易製本し、10営業日前後でお客様の元に届けられます。
◆WEBショップによるオンライン通信販売です。
- ここでしか手に入らない作品が多数あります
- 作曲者サイドからの生産直販で、割高になりがちな特殊な作品も販売価格を抑えることが出来ます。
- レンタル楽譜と違い使用期限や演奏回数制限などありません。
(利用に関しては演奏許諾などの申請をする必要があります。)
- もちろん著作権所有者やJASRACなど著作権管理団体から出版に関する作品使用許諾を受けています。
- 不特定多数への大量販売ではありません。お客様とご購入いただいた作品は1対1で関連付けられ、破損・紛失したパート譜の補充など、いつでも必要なアフ
ターケアが受けられます。
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